本文へジャンプ
こだわりへの執着心が、苦しい運命を生んだ!

人は誰でも、何かに対してこだわりを持っています。それは自分の得意なものであったり好きなものであったりします。たとえばスポーツに執着心を持つ人がいます。あるいは金銭に執着心を持つ人がいます。または人間関係に執着心を持つ人、芸術や知識に執着心を持つ人などもいて、人によって実に様々と言えるでしょう。



執着心が作り出す運命とは


何かのこだわりが人生に対して肯定的に働いている場合は、何の問題もありません。でも、そのこだわりが人生に対して大きな障害を起こしているとしたら、それは一考を要するものです。私はこれまでいろんな運命をみてきたわけですが、中には自分のこだわりに対して非常に執着心を持つ人がいて、それがその人の運命的な障害を作り出している現実を何度も見てきました。

執着心が作り出す運命とはそうした人は自分の運命の致命的な弱点としてそのことを知っておりますが、なかなかその愛着心から離れることができません。このような場合、自らの深層心理において、本人も知らないうちに運命的な大きな苦難を選択することもあるのです。

それは 「自分の弱点を修正するための運命のプログラム」 といえるでしょう。もちろん、その渦中にある人はそのことをまったく自覚していません。でも深層心理の中においてはそうした運命を知覚していることもあるのです。

「どうして私たちは、このような運命背負っているのでしょうか?」

以前、中年のご夫婦が運命分析に訪れました。二人とも50代くらいでしょうか。年齢の割には少し老けこんでいる印象がありました。現在、夫婦共働きで生活しており、娘が一人いるとのことです。相談はその娘さんのことでした。その娘さんは20代の半ばですが今まで仕事をしたことがなく、学校を中退して以来、何年も引きこもりがちの生活をしているとのことでした。

「娘の運命はどうなっているのでしょうか。なぜ何年も家に引きこもるのでしょうか。娘の将来が心配です」

事前に聞いておいた彼女の基礎データから、彼女の心理構造をみます。全体的には非常におとなしい感じの性格です。きまじめなタイプであり、一見しただけでは引きこもりをするようには見えません。

「娘さんが引きこもりをはじめたのはいつ頃ですか。彼女はきまじめな性格であり、何の原因もなく引きこもるとは思えませんが・・・・」

すぐに反応したのは母親のほうでした。気丈そうな人であり、優しそうなご主人と違って、はきはきと物を言うタイプです。

「たしかに娘はとてもまじめな性格です。引きこもりをはじめたのは高校2年生頃からです。学校にも問い合わせましたが、はっきりとした原因はわかりませんでした」

執着心が苦しい運命を生む高校2年生といえば多感な年ごろです。それが女性であればなおさらでしょう。彼女のその頃の運命周期の流れを読みこんでいきます。たしかにそうした流れが出ていました。彼女の性格は一見すると大人しく見えますが、その潜在意識の内面はまったく違っていました。潜在意識の中に非常に強い感情的な性格があり、ちょうど高校2年生頃に、この強い性格が意識の上に浮上していたのです。

こうした感情的な強い性格が前面に出現してきますと、理性機能が衰弱して、常識的な考え方や規則正しい生活ができなくなります。学生であれば、毎日の学校生活に大きなストレスを感じることでしょう。

「引きこもりの直接的な原因は、彼女の潜在的な強い性格にあります。非常に強い感情的な部分が日常的な生活を困難にしているようです」



前世の感情的な執着心が、運命を苦しくしていた


おそらく、そのご夫婦は私の話を理解したようです。その頃の彼女の変化をつぶさに見てきているわけですから、理解しやすかったのかもしれません。

「たしかに先生の言うとおり、そのころを境に娘の性格は変わりました。以前は大人しい性格だったのに、とても神経質で怖い感じに変わりました。なぜ急に性格が変わるのでしょうか?」

前世の感情的な執着心が運命を苦しくする多くの人は人間の性格は生まれた時の環境で決まっており、生涯変わらないものとして考えています。でも、そうした事実はどこにもありません。それはただの思い込みにすぎないのです。人の一生を詳細に観察すれば、「人間の性格は時間の流れと共に変化していく」 ことがわかるでしょう。それは運命の基礎を作り出す構造であり、誰もこうした運命の構造を変えることはできないのです。

「お母さん、人間の運命は時間の変化と共に変わっていくものです。それは性格や気質、体質も例外ではないのですよ。もともと娘さんの性格の内面には非常に気難しい性格がありました。それがその時期に現象化してきたのです」

その娘さんが引きこもりになったのは、その気難しい感情的な性格が現象化してきたために、社会に溶け込めなくなったことが原因でした。その気難しい性格は、彼女の前世の生き方に起因する性格であり、こうした負の性格が彼女の運命を厳しいものにしていました。彼女の理性機能は一時的に麻痺しており、健全な意識を保つことができず、社会に順応できなくなったのです。

それは一時的な現象ですから、基本的には時間の巡りで解消していくものです。ただ、こうした法則を知らない両親にとっては深刻な問題です。なぜ自分の娘だけが引きこもりになり、社会に出ていけないのか、もどかしさは積もるばかりです。

「先生、娘のことはわかりました。では、私たち親としては何をすればよいのでしょうか」

このような質問は、家族としては当然のことでしょう。実際に似たような境遇の家族からは、ほとんど同じような質問を受けるのです。ただ、こうした家族の問題は簡単なことではありません。どんな人でも家族という存在と深く結びついており、その因果関係は非常に複雑な要素によって構成されているからです。

この家族の場合は、娘さんのこうした厳しい運命に相応するようにして、両親の運命も似たような流れになっていたのです。



両親の中にも別の執着心(わだかまり)があった


私はまず、父親の基礎データに目を通しました。すると、あることに気づきました。その娘さんの運命に相応するようにして、その父親の運命もちょうどその頃に変化していたのです。つまり、父親の運命の中に、「子供に関する愛情的な問題が発生する」 暗示が出ていたのです。娘さんの心身の不調には、なにか父親にも関係する秘められた意味が存在しているようです。

両親の中にも執着心があったでは、母親のほうはどうでしょうか。やはり、母親のほうにも 「愛情的なトラブルが発生する暗示」 が出ています。時期もほぼ同じようなときに重なっていました。どうやらこの問題は娘さん一人の問題ではなく、両親とも深く関わっていると判断せざるをえません。

運命分析では、心理構造の分析やそのときの時期的な変化などを考慮して、総合的にその人の運命の背後にある因果を解き明かしていきます。これは運命を知る上で非常に重要なものになります。なぜなら、多くの人が自分の運命を曲解して解釈しているからです。正しい運命の理由を知れば、その人の運命を良い方向に好転させていくことが可能になるのです。

「娘さんの問題は、彼女一人だけのものではないようですよ」

私は、心理構造から分析して推測した結果を両親に伝えました。ただ、このような意味を一度で理解するには困難があるかもしれません。それは事前にこのような話を聞くことがないからです。運命は環境的なものや、遺伝的なものから作られていくと多くの人は考えます。でも運命の研究を通してわかったのは、そうした考えがすべてではないといういことでした。それは先入観にすぎないのです。

「私たち夫婦が娘に何か悪いことをしたのでしょうか」

家族の因果関係は複雑です。必ずしも過去に悪い行為をその人に対して行ったから罰が当たる、というわけではありません。父親の心理構造からすると、過去においても非常に優しい温厚な人であり、彼が人に対して何か悪いことをするようには思えませんでした。でも、その原因はどこかに存在するはずです。父親の基礎データを見ているうちに、私はあることに気づきました。

彼は非常に優しい人です。ただ、あまりにも優しすぎるがゆえに男性的な強さの部分が完全に欠けていました。つまり、それは女性的な優しさ、繊細さであり、それがゆえに異性に耽溺しやすい弱い性格でもあったのです。それは実際にその父親の風貌にすべて現れていました。非常に穏やかで優しそうな表情ですが、きりっとした男性的な資質には欠けていたのです。彼の潜在的な心理構造は、一層強くこうした性格を映し出していました。その原因が見えかけてきました。



優しさへの執着心が苦しい運命を生み出す


「お父さん、あなた方が娘さんに対して、直接に何かをしたというわけではありません。しかし、ご両親二人ともその苦しい運命のプロセスを通して、何か学ぶべきことがあるようです」

優しさへの執着心が原因だった私は娘さんと両親の因果関係の中に、その原因らしきものを気付きながらも、ついには言えませんでした。父親は非常に優しい性格ですが、その繊細さが彼の人生をか弱いものにしていました。彼は妻の中に「母親の偶像」を見ており、彼の関心はそこばかりに向かっていたのです。その執着心のせいで子供への関心は薄くなっており、もしこうした娘の事件が発生しなければ、彼は子供のことを深く考えることはなかったでしょう。

それは彼にとっては甘い夢を打ち壊し、その対象である偶像から引き離すための試練だったのです。ただ、それを知らない当の本人にとっては、愛着するものから引き離される苦しい試練だったのかもしれません。事実、母親のほうは娘の引きこもり以来、人が変わったようになり、夫である彼に対して冷淡になったのでした。

母親のほうにもその娘と関わる原因が存在しました。彼女は本質的にかなり享楽的な人であり、人の苦痛や痛みに目を向けることのない、度を過ぎたポジティブな人でした。そうした性格が現実を歪めていったのでしょう。娘の一件はそうした彼女の性格を矯正するには、またとない機会だったのです。彼女は享楽的ではあるが愛情深い人なので、自分の娘が困難に突き当たれば、きっと親身になって面倒をみることでしょう。

2人の運命は娘の運命と見事にシンクロして、互いに苦しみながら互いを成長させていくような流れになっていたのです。

運命の世界はこうした家族の運命を見事にシンクロさせて、整合化させていくのです。これまでに何度、このような不思議な運命を見てきたことでしょうか。実際に何度見ても驚きの連続です。自然の法は人間の心理構造と深く絡み合いあながら運命の奇跡を生み出していきます。それは私たち人間の理解をはるかに超えており、私たちは逃れようにも逃れられないこの世界にあって、もがきながら苦しみながら、自らを成長させていくのでしょう。






21世紀の占い通信講座が登場

占い通信講座
  深層心理を読む運命分析

    開運法の決定版
毎日使える「日取りカレンダー」
あなたの愛着しているものは何ですか。自分では意識していなくても、その執着心が運命を苦しくしていることも多いのです。運命分析を使ってご自分の運命を学びませんか?

1) どんな運命も一瞬で読め、
2) 過去、現在、未来がわかり、
3) 前世のことまで読めて、
4) 的中精度がとても高い

運命分析はすぐに使えて、開運の効果もバッチリです。21世紀型の最新の占いを通信講座で学びませんか。最短3カ月で学べ、プロも驚く実力を養成します!

占い学校へ⇒







引用もとをお忘れなく 引用可能  このページをあなたのブログ、ホームページの資料として、ぜひご活用ください。  引用のための許諾は、特に必要ありません。ただし、下記の引用もとの表示をお忘れなく、お願いします。
  オフィスファルの「占いと運命の科学」より 


 


占い学校「占いと運命の科学」へ