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占いの中に未来予測の方法はあるのか?

こういう特殊な仕事をしていると、世間の様々な偏見や誤解を受けることがあります。たとえば運命分析という私の仕事をただの占いと思い込んでいる人の中には、「占いなんてインチキに決まっている」とか、あるいは「人間の未来のことなんて分かるわけがない」と、考える人がいます。



未来予測とは何か


たしかに世間に出まわっている占いの中にはインチキめいたものが多いのも事実ですし、また、人間の未来がすべて決まっているわけではありません。私の運命分析でも、あくまでも人間の潜在意識の構造からその人の未来を予測しているにすぎません。でも、それを知らない人の中には最初から偏見的な態度で接してくる人がいます。この間もこのようなことがありました。

未来予測とは何かその人は50代くらいと見られる男性の方でした。占いの好きな奥さんに連れられて、仕方なくついてきたようです。奥さんはこうした神秘的なものを好む人で、私の話を楽しそうに聞いていました。しかしご主人のほうを見ると、何とも不快そうな顔をしており、言葉の端々にそれが表れてきます。いかにもインチキと言いたげな表情で、私の言葉の矛盾点やあら探しをしているようでした。何か嫌な空気が流れていました。このような人は今でもたまに来ますが、その時の私も、

「ああ、この仕事に偏見を持つ人が来たな。仕事がやりにくいな」

という感じです。このようなときはけっして相手のペースに乗ってはいけません。相手のペースに乗ってしまうと、普段は見逃さない細かなデータを見落としたりして大きな判断ミスにつながることになります。このような人が相手であればあるほど、普段よりいっそう冷静にならなければいけません。

そのときも気を強くもって冷静に臨みました。私はけっしてインチキをしているわけではありません。また、これまでの自分の研究には自信を持って運命分析という仕事をしているわけですから、何ら躊躇することはないし、ためらうこともありません。そのときも自信をもって運命分析に臨んでいました。そんな私の雰囲気を察知したのか、突然、黙っていたご主人が話しかけてきました。



未来予測がズバリと的中した


「私の運命がわかりますか?」

その言葉とは裏腹に、「生年月日だけで人の運命がわかってたまるか」「絶対にインチキに決まっている」という考えが、上気した顔の表情にありありと見えます。これは一種の挑戦状みないなものでしょう。

「えーと、少し待って下さい」

そう言ってから、ご主人の生年月日を記した基礎データに目を通していきます。そのときは、ご主人の生まれた正確な時間がわからないために多少の不安がありました。実際に、生まれた正確な時間、つまり何時何分まで正確にわからないと、判断が間違ってしまうことがあるのです。でも、その場でそうした言い訳をしますと、

「ほら、やっぱりインチキだった。下手な言い訳をして誤魔化しているではないか」

未来予測がズバリと的中したと言われそうです。私も自分の研究に自信をもってやってきているわけですから、ここで引き下がるわけにはいきません。でも、ここで判断ミスをしてしまうと、私の信用は失墜してしまうでしょう。この場合、ご主人の正確な生まれ時間がわからないわけですから、判断ミスをすることは十分にあり得ます。ただ、そのことを相手に言うわけにはいきません。

私は判断ミスをしないように、慎重にデータに目を通していきました。この場合、生まれた時間がわからなくても、判断ミスの少ない要素を取り上げたほうが無難でしょう。運命の周期的流れは「生まれた時間」とは、そう深い関係はありません。つまり、生まれた正確な時間がわからなくても、運気の流れはほぼ正確に読めるのです。そこで、そのご主人の運気の流れを辿っていくと、ある時点で気にかかる箇所がありました。

そのご主人が40代くらいの、約10年ほど前の時点です。そのデータの中に運気の不調和を引き起こす意味が出ています。その内容をさらに深く詳細に総合的な判断をしていきました。どう考えても間違いないと思ったので、その判断をご主人に告げました。

「今からちょうど10年前の、○○年にご主人の親に関する悪い暗示が出ています。その年に何か親に関することで悪い出来事がありましたか?」

最初、ご主人は思い出すかのように過去の記憶をたどっている様子でした。そしてしばらくすると、ぼそっとつぶやいたのです。

「その年に私の親が亡くなりました」



未来予測はなぜ可能になるのか


これは過去を推測したわけですから、厳密にいえば「未来予測」ではありません。しかし、過去の出来事を内容と時期までピタリと当てることは、通常では不可能でしょう。これは未来を予測することとまったく同じプロセスであり、未来予測をする場合でも同様な判断になるのです。私はそのご主人の過去をピタリと当てたことに対して、そんなに驚きませんでした。

それよりも「やっぱりな」という感じです。何度もこのようなパターンを的中させていますので、今更驚くこともありません。むしろ、このような悪い年周りに何も起きないほうがおかしいのです。それくらい高い確率で当たるものなのです。でも、注意しなければならないのは、そうした年に親が必ず亡くなるわけではない、ということです。そのご主人の運命パターンから読みとれたのは、「その人の親に関する悪い暗示」に過ぎないのです。

人の死ぬ時期が事前に決まっているわけではありません。ただ、運命の研究でわかったのは人が偶然に亡くなることもない、ということです。

未来予測はなぜ可能になるのか人が亡くなる時期のほとんどが、その人の運気が非常に低迷する時期に集中しているのです。そのような運気の流れは正確に読み取ることができますので、危険な時期というのは事前に察知することが可能なのです。そして家族の運命というのは多くの場合はシンクロ(同調)していますから、身内の危険な情報がその家族の運命データの中に現れてくることもあるのです。

はるか昔の親に関するネガティブな出来事を、○○年という時期まで正確に言い当てられたそのご主人は、それ以降すっかり大人しくなってしまいました。何か面食らった顔をして、わけがわからないという感じです。でも、過去の出来事をズバリと言い当てたことで、少しは私のことを信用してくれたようです。それ以降は、私の運命分析を素直に受けてくれました。



驚異の未来予測術が存在する


私はこれまでの運命研究を通して、未知の驚異の運命法則が実在することを知っております。でも、それを知らない人にとってはただの「迷信的な占い」にすぎないのです。ただ、こうした占いの世界には実際に迷信的な要素が多いのは事実でしょう。実際に世間に出まわっている占いの中には、かなりの迷信的な要素が入り込んでいます。

私もこの研究を始めた当初は、いろんな種類の占いをやってみました。そして迷信的な占いにはまり込み、それを信驚異の未来予測術の確立へじて何度も酷い目にあってきました。でもこうした体験をしたのは私だけではないでしょう。現在の私の目から見れば、いまだに迷信的な占いに囚われてそれに振り回される人が大勢います。それは占いの素人だけではなく、プロと呼ばれる占い師においてもたくさんいるのです。何十年も占いの勉強をしてきて、いまだにその迷信的な要素に気づかないのはとても残念なことです。

しかし、占いといっても世間に出まわっている占いには、数多くの占いの種類があります。その中には十分に信頼に足りる占いと、そうではない迷信的な占いがあるのです。こうした仕事に携わる人は、それをしっかりと区別できねばなりません。でなければ人の人生を振り回し、かえってその人を不幸にすることもあるのです。



高度な未来予測術の確立へ


幸いにも私は早くの段階で、迷信的な占いの世界から脱却することができました。現在の研究が進んだ段階においては、もはやそうした迷信的な世界に落ち込むことはありません。長年の研究で数多くの占いをふるいにかけて取捨選択してきました。そしてその中でも本当の運命学といえる、「四柱推命」と呼ばれる未知の科学=心理学を発見したのです。そして四柱推命を現代流に使えるように再編し、その中にあった迷信的なたくさんの部分を廃棄してさらに新しい計算法を加え、その精度を高めてきました。今では十分に信頼に足る運命学となりました。

最近は、この新しい21世紀の運命学ともいえる「運命分析」を、世間に広く普及させようと努めています。なぜなら、これだけ役に立つ技術を私一人で使うのは、あまりにももったいないからです。できるだけ多くの人に使ってもらい、人生に役立ててほしいと心から願っております。そして一人ひとりが自分の本当の運命の姿に気づき、運命をより良い方向へ正していく心を持ってくれたらと、いつも望んでいるのです。








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  オフィスファルの「占いと運命の科学」より 


 


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