運命を一瞬で読む通信講座 本文へジャンプ
八島高明の煩悩を知る講座2
 八島高明の煩悩・講座2



 〜 欲望があなたの運命を支配する 〜


八島高明の占い講座〔運命編〕  NO 11


人間は、まじめな人ほど迷うものです。ドイツの文豪ゲーテはそう言いました。仏教では煩悩といい、煩悩があるからこそ人間は苦しむといいます。では、迷わないためにどうすればよいのか。そのためには煩悩を克服するしかしないのです。煩悩は潜在意識内部の心理器官でつくられます。

心理器官とは本能的な意識であり、運命に対して強力な支配力を持っています。もし、あなたが自己の運命を思いどおりにしたいならば、この心理器官をコントロールしなければなりません。それが煩悩を克服する唯一の方法なのです。



煩悩講座1



欲望生命があなたの運命を支配する

 


 


 

欲のない人間はいない

 

煩悩講座2煩悩を現代的にわかりやすくいうと、欲望的な作用といいかえることができるでしょう。

欲望というものはいつも人間の身近にあって、とてもわかりやすい存在ではないでしょうか。たとえば、この世界で生きるどんな人間でも、この欲望を持っています。

それは欲望をまったく持たないといわれる聖人君子から、ふつうの一般の人まで全く同じです。

聖人君子といわれる人たちでさえ、多少の欲望は持っているのです。ただ、普通の人よりは、その欲望の働きが弱いということは言えると思います。

この世界に何の欲望も持たないという人は存在しません。その理由は、欲望なしには人間の基本的な生命活動が維持できないからです。つまり、生きていくことができないからです。


 


 

食欲は生命維持する基本的な欲望

 

その生の本源でもある欲望は、人間の運命と実は密接な繋がりがあります。一見全く関係の無いように思えるこれら二つのものは、人間という生の存在を媒介として、実に濃密な関係を持っているのです。運命と欲望の関係、これらのいったいどこに接点があるのでしょうか。

どんなことでもその真相を探っていくと、全く繋がりを持たなかった二つの存在が、以外な点での共通する部分があることに気づくことがあります。運命と欲望の関係もその例に漏れません。

まず、欲望の〔大きな存在〕から考えてみましょう。その活動を代表する最も基本的な欲望として「食欲」があります。これは、誰でもわかりやすい最も基本的な欲望です。多くの生命は、他の生命を食すること、つまりその存在を体内に摂取することによって自己の生命活動を維持します。これが欲望の基本的なパターンです。この欲望はもっとも根源的な欲望です。

 



 

性欲は生命を展開する基本的な欲望

 

煩悩講座3次に、誰もが気づく大きな欲望として、第二の基本的な欲望に「性欲」が存在します。性の問題は非常に重要なテーマです。人々の多くがこの重要なテーマについて考えねばなりません。

男女の問題は、つねに普遍的なテーマだからです。生物学的にみれば雌雄の生殖活動でしかありませんが、このテーマは人間にとっては非常に大きな内容をもっています。

自然学的な雄雌という二つの原理を統合させるということは、哲学的な観点よりみれば陰と陽の統合であり、女性原理と男性原理の統合であり、さらに物質と精神の統合でもあるでしょう。

この性のテーマには「宇宙的なスケールの普遍的な原理」が背後にあります。テーマが哲学的で大きすぎるので、ここではこれ以上深く入らないようにします。

 


 

睡眠欲は静と動の宇宙リズム

 

さらに他の欲望をみてみましょう。毎日の単純な生活サイクルの中で起きる欲望として、「睡眠欲」というものがあります。規則正しい適度な毎日の眠りは、日中の活動によって疲れきった精神と肉体に休息を与えます。そして再び繰り返される日中の意識的な活動に備えて、活力を養います。この毎日繰り返される睡眠でさえ、ある種の欲望といえます。

ほとんどの動物は睡眠をとります。なぜでしょうか。その原理のなかに大自然の構造が秘められているのです。インド哲学では自然界の夜と昼に相当するものとして、宇宙創造の中にも創造主ブラフマー神の昼と夜があるとします。インドではカルパという巨大な時間スケールを取り入れ、宇宙の生成と消滅を説明します。これも性と同様に、宇宙的な哲学が内包されているようです。


 


 

運命を突き動かす様々な欲望体

 

この大きな三種類の欲望をはじめとして、これらの基本的な欲望は人間のみならず、多くの生命に見出すことのできる欲望です。人間はさらに、他の生命には無い多くの欲望を持ちます。それは主として人間精神の広範な活動より生じてくるものですが、そこから派生するものとして、例えば「物質欲」「金銭欲」があげられます。さらに「名誉欲」「権力欲」などもあります。

これらを数え上げたら切りがないほどあります。多くの人々は、これらの欲望の中で生きていますが、日常の生活に埋没していますので、欲望そのものの存在について考えることはほとんどありません。まして、その欲望が「生命的な作用」をもち、自分の運命と深く関っているとは、夢にも思わないのではないでしょうか。

                                              

 





 

欲望の干渉作用が運命を狂わしていく

 


 

欲望と同化した社会に生きる人間

 

煩悩講座4どんな人も欲望があります。それは自分自身と欲望が一体化したような状態であるともいえるでしょう。

事実、多くの人は欲望が生命活動に必要であることは十分に理解していますが、その欲望と自分自身とは全く別の存在であることには、気づいていないのです。これらは概ね教育の欠如によるものでしょう。

現在、こうした事実を教える教育機関が果たして存在するでしょうか。

実際には皆無です。もし将来、こうした「生命原理」が真剣に検討され、現代の心理学などの中に取り入れられていくならば、ここで述べているような知識は普遍的なものに変わっていくでしょう。

 



 

欲望体は無意識のなかに宿っている

 

では、この欲望体はどこに存在しているのでしょうか。私の考え方では、その所在というのは人間の「無意識」と呼ばれる領内にあると考えます。無意識は、私たちが知覚できるものではありません。それについて意識することもないし、見ることも触ることもできません。私たちがふだん意識しているのは、その上部的な意識、つまり「自我的な意識」です。

それは認識の焦点がそこに合わされているからです。この「自我意識」は単独で存在しているわけではありません。「無意識」と深い繋がりで結ばれています。意識と無意識の関係を簡単な図で例えれば、同心円の中に無意識があり、その周囲に意識があるとう具合でしょうか。

 

私たちが自分と思い込んでいるこの意識は、独立した一つの心理器官です。でも、それは無意識的な次元において様々な干渉を受けるのです。そのわかりやすい例をあげるなら、先に述べた欲望の作用があります。意識は好むと好まざるとに関らず、この欲望作用の刺激をいつも感受します。

たとえば、意識が何か仕事をしているときでも、お腹が空くと何かを食べたい、あるいは飲みたいという衝動に突き動かされます。これは誰でも同じでしょう。あなたが男性であるならば、時々、性の衝動も強く生じてくることを経験として知っているはずです。他にも名誉を得たい、権力を持ちたい、金銭を得たいと考えるでしょう。

 



 

自分と欲望体を識別する大切さ

 

こうした状態にあるとき、一時的にその人の意識は「欲望体の生命作用に支配された状態」であるということ。それは生命の本質的な維持活動でしが、それは概ね肉体生命を維持する本能の機構として存在しているのです。しかし、だからといってその欲望作用が、自分であるこの意識と同一のものであるということにはなりません。それは全くの錯覚なのです。

「欲望生命」とも呼べるこの存在は、意識とは独立した一個の生命体であり、肉体機構の中で共に生きる存在なのです。ですから、意識とは全くの別存在であることを認識しなければなりません。私たちがこうした正しい認識を持たない限り、本当に自分の運命を良くすることは不可能なのです。

                                              



 



煩悩講座2


 

本当の幸福は欲を超えた世界にある

 


 

欲望体の組成の良し悪しはカルマによって定まる

 

煩悩講座5「生年月日時」と「出生地」は、運命の基礎的な部分を決定します。その中の一つの重要な要素として、この欲望体の構造も生誕のさいに決まる重要な部分であるということ。

その欲望体の構造は、あなたの潜在的なカルマと呼ばれる業によって決定されています。ですから、その欲望体の質や組織の良し悪しというものは、人によって全部異なるのです。

 

欲望体の組成には、その良し悪しというものがあります。もし、その組成の質が悪ければ運命的に不安定な傾向になりますし、その状態がよければ安定した運命になるのです。それは人によって様々。

たとえば、あなたが前世で過度の欲張りだったとします。すると、その部分の記憶が残されて、今の人生でも欲張りな部分が出てくるでしょう。あるいは、性欲過剰の好色的な人だったとします。すると、次の人生でも同様な傾向が出てくるでしょう。しかし、カルマの怖い面は、単に同じ資質を受け継ぐだけではなく、それが新たな病気(がんなど)を誘発したり、あるいは家族関係に障害を発生させたりする、ということです。

仏教では縁起の法則といいますが、一つの心理的な欠陥がビリヤードの球のように次の球を動かし、連鎖的な変化を次々と引き起こすことがよくあります。病気の発生源に、こうしたカルマ的な側面があるのも事実なのです。

ただ、それがカルマと呼ばれる業によって決められるとすれば、それはつまり運命を決定する要素が、あなたの自身の中にあることを意味します。運命はけっして偶然に作られるわけでありません。全て必然の要素です。もし、あなたが自分の未来の運命を変えようと思えば、変えていくことができるのです。

 


 

未来はいま自分自身で作るもの

 

たしかに生まれは、人生に多くの傾向性を与えはします。でも、あなたの未来における細かな出来事まで全て定まっているわけではありません。未来を形成していくのは、現在のあなた自身の生き方です。未来の運命を、今現在作り出しているのです。つまり、その胚珠を作り出しているのです。

できれば、多くの方がこうした事実を自分で学びとり、その知識を我が物として生かして欲しいと願うものです。運命はあなた自身が作り出しているのであり、親や教師、周りの環境が作り出すものでもなければ、神様から与えられたものでもないということを学ばねばなりません。

                                                

 

 


 

過ぎたる欲望は運命を破壊する

 


煩悩の中でも特に欲望は、私たちの内に宿る最も強烈なエネルギーであり、最もコントロールしがたいものです。それは欲望体自身が実際に生きており、私たちと同様な生命体であるからに他なりません。しかし、それに振り回されてはならないのです。

過ぎたる欲望は、実際に人生を破滅の方向へと誘います。こうした事実は私達の周りを見渡せばいくらでも発見できるでしょう。食欲に支配され肥満に喘ぎ病気で苦しむ人、過剰な性欲で人の道理を越えて人間関係や家族の絆を壊す人々がいます。

 

また、金銭欲に支配され、朝から晩までお金のことを考え続ける人。さらにそれで他の人々を苦しませつづける人がいます。ある者は会社での出世競争に明け暮れ、対人関係を破壊的なものにしてしまいます。これらは全部欲望の度が過ぎた例ですが、誰もが知らずうちに、様々な事情によってこうした状況に陥るのです。

私だけは絶対にこうした状況に陥らないとは言えません。今、現在安定している運命にある人でも、将来に巡る運命の大きな変化の周期によっては、こうした状況に陥ることもあるのです。未来にはあらゆる可能性が人間にはあるのです。それは良いも悪いも含めて全てです。

 


 

欲望を制御することで運命は安定化する

 

煩悩講座6もし、あなたが自分の運命や未来を少しでも良いものに変えていきたいと思うならば、まず自分自身の欲望のコントロールから始めるべきでしょう。

最初は、「食欲」「性欲」といったシンプルなものからやるべきかもしれません。それが達成されれば次に「金銭欲」「名誉欲」など、より人間的な欲望へとチャレンジすべきです。

 

これらの欲望が一つクリアされるごとに、あなたは運命の波に翻弄されない人になっていくでしょう。

それが人間に与えられた一つの終点であり、ゴールなのです。運命には終点があります。それがどのようなものかは、そこに至った人にしかわかりません。

私たちの誰もが生命進化という途方もない大きな潮流の中で生き、様々な施行錯誤を繰り返しながら生きています。これらの生命の潮流は大きなうねりとなり、そこに生きる全ての生命を参加させながら展開していくのです。人間に与えられた最初の使命とは、この欲望を意のままにコントロールする力なのでしょう。これらが達成されるとき、人間は真に偉大なものになっていくのです。

 


〔八島高明・文〕



引用もとをお忘れなく 引用可能  このページをあなたのブログ、ホームページの資料として、ぜひご活用ください。  引用のための許諾は、特に必要ありません。ただし、下記の引用もとの表示をお忘れなく、お願いします。

  オフィスファルの「占いと運命の科学」より 



 占い講座12へ



 





占いと運命の科学トップへ





スピリチュアルと占いの本格運命学通信講座

〔CAP運命分析通信講座〕
のお奨め
占いとスピリチュアルを融合した、本格的な運命学を通信講座で学びませんか。講座期間はわずか6ヶ月間。どこよりもお得な安心価格で提供しています。パソコンソフトを使うことで難しい計算を省略し、予測結果だけをすぐに知ることができます。占いの初心者の方でも学べ、短期間でプロ並みの高度な予測が可能になります。詳しくは〔CAP運命分析通信講座〕をご参考ください。。 本格運命学通信講座〔CAP運命分析通信講座〕