地球の平均気温は1906年に観測を始めてから、2005年までの100年間で0.74度上昇したといわれる。この上昇ペースは20世紀後半になって加速し、2100年には現在よりもさらに1.8〜4.0度、最大で6.4度上昇すると予測されている。
国連のIPCCによると、この原因は「人為的な温室効果ガス」であるとされる。今すぐに対策を始めても、約100年間は地球全体の気候や生態系に大きく影響するといわれる。地球温暖化によって海水面の上昇、降水量の変化、洪水、旱魃、酷暑、ハリケーンの大型化など、気象を激変させる可能性が高い。
さらに深刻なのは、生態系に与える影響である。生物種の大規模な絶滅が危惧されている。サンゴの白化現象、生息地の変動、寒冷地にすむ動物の減少、森林の減少、真水資源の枯渇、農業、漁業への深刻なダメージが懸念される。それによって大規模な食料問題が起きる可能性が高い。
現在、国連の主導に基づく地球温暖化対策が実施されているが、現在の規模では温暖化を抑止するにはまったく足りない状況であり、現在でも温室効果ガスの排出量は増加し続けている。
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